文明4年(1472年)に開山された曹洞宗の寺。葛飾北斎をはじめ、俳人小林一茶そして戦国武将・福島正則ゆかりの寺でもあります。北斎89歳の作と言われている本堂の畳21畳の大きさの天井絵「八方睨み鳳凰図」は200年の時を経てもその鮮やかさはそのままに見る人を圧倒します。
御朱印は季節限定のものや福島正則、小林一茶など岩松院に縁のある人物の御朱印、徒歩10分ほどにある浄光寺とのコラボ御朱印もあります。北斎ブルーをイメージさせる藍色に鳳凰のデザインの御朱印帳も人気です。
室町時代(1408年)建立の茅葺屋根の薬師堂は国の重要文化財に指定されています。また、薬師堂へ登る参道の石段と周辺の木々の様が美しく癒しスポットとしても人気です。ご本尊である「薬師如来」が書かれた御朱印のほか、寺名が書かれた岩松院とのコラボ御朱印、そして天然のひのきの台紙に書かれた特別な御朱印などもあります。
徒歩約7分の場所に農産物直売所「ろくさん」や季節の花が楽しめる「フローラルガーデンおぶせ」があるので時間があれば立ち寄ってみるのもおすすめです。
小布施町の中でも古い集落・大島地区に佇む古刹です。開創は天正年間(1573~1591)。度重なる水害や火災などで移転、焼失を経験しながら再建してきました。
現在の本堂は小布施出身で昭和の名工と言われた三田清助を棟梁として大正15年に完成しました。また、繊細な彫刻が施された山門は小布施町の町宝に指定されており必見です。住職がいないと御朱印がもらえないので、事前に電話で確認をしてから行くと確実です。
おいしいジェラートが堪能できる小布施牧場ミルグリーンがすぐ近くにあるので、ちょっとひと休みするのもいいですね。