栗菓子の老舗・桜井甘精堂の喫茶店である栗の木テラスは紅茶とケーキのお店。季節ごとにケーキの種類が変わりますが、1年を通じてもっとも人気があるのは、やはりモンブランです。“栗菓子屋が作ったモンブラン”というだけあって、栗あんベースで作られたモンブランは洋菓子ながら和の風味も感じられる逸品。行列ができるのもうなづけます。
紅茶は、日本紅茶協会のおいしい紅茶認定店にもなっていて、常時10種類以上の紅茶が揃っています。紅茶は注文をしてから作ってもらえ、たっぷりと楽しめるようにポットサービスなのが嬉しいですね。
栗菓子店の奥にあるレストランでは季節の食材を使用した月替わりのコース料理が楽しめます。その他店頭で販売している栗菓子をお抹茶と共に頂けたり、喫茶としての利用もできます。冬はつるんとした白玉が入ったほっとする栗あんのおしるこ、夏はふわふわな天然氷に栗あんがたっぷりかかったかき氷などが人気です。秋は砂糖を使わず栗本来の味を堪能できる「栗の点心朱雀」が期間限定で提供されます。この商品は事前予約必須です。また朱雀提供期間中はレストランでの食事喫茶利用はできませんのでご注意ください。
小布施堂経営のモンブラン専門店。提供される「モンブラン朱雀」は栗10個分!とボリューム感たっぷり。ナッツが入ったセミフレッドアイスに2種類のクリーム、栗鹿ノ子を重ね、さらにその上にたっぷりと栗あんを絞るという、なんとも贅沢に仕上がったスイーツ。栗好きさん満足間違いなしの一皿です。
ちなみに小布施堂では、新栗の時季限定で提供される「栗の点心 朱雀」があります。砂糖も何も一切足さず、蒸した栗を裏ごしして素麺のように細くふわっと盛りつけた栗菓子。栗そのものをほおばっているような、栗そのものの味わいた楽しめます。夏ごろからオンライン予約が始まりますので、小布施堂さんのHPよりご確認下さい。
北斎館の裏隣りにあるタルト専門店「KUTEN。fruit&cake」が手掛けるミニタルトの専門店です。半径30キロ圏内で収穫された食材を使用して、地元の生産者と消費者をつなぐ活動から誕生したカフェです。
あざやかなブルーのコーヒーカップは北斎がよく使ったベロ藍(北斎ブルー)を、店のロゴは北斎が描いた文様を使うなど、ミュージアムカフェとして店内ところどころに北斎らしさがちりばめられています。また2階には地元や北斎に影響を受けたアーティストたちの作品が展示されているギャラリー「ガラリShowcase」もあり、カフェと併せて訪れたいおすすめスポットです。
明治26年(1893年)創業の老舗栗菓子店。2階の食事処では栗おこわのついた定食が人気ですが、スイーツメニューも充実しています。栗ようかんや栗もなかとお抹茶などのセットの他に、冬におすすめの栗あん100%の栗あんしるこやフルーツ、寒天、ぎゅうひ、栗あんに栗蜜をかけた栗あんみつ、自社工場製のアイスクリームなど甘い物がちょこっと食べたい派さんもがっつり派さんも満足のラインナップです。飲み物を頼むと「方寸(らくがん)」が一緒にでてくるのも栗菓子店の喫茶ならではですね。
cafe&marche ichinii…はメイン通り沿いにある古民家を改装したカフェです。
パフェ、ドリンクを中心に季節を追うごとに次々と新メニューが登場。例えばパフェ。睦月、如月というように月が変わるごとに旧暦の月名をつけたパフェが登場。いずれもとても凝っていて、例えば「如月」はグリーン&イエローキウイにヨーグルトアイスとミルクレープそしてエディブルフラワーをアクセントに散りばめる、といった仕上がり。食べる前に思わず写真を撮りたくなるかわいらしさ。
秋には栗処小布施らしく、小布施産の栗ペーストを100%使った栗パフェも登場。またドリンクも、味も見た目も楽しめるものが揃っているのでスイーツ好きの方におすすめのカフェです。
小布施駅前にある落ち着いた雰囲気のカフェです。キーマカレーやパスタなどの食事メニューもありますがイチオシは「小布施栗のマロンパイ」。しっとりパイ生地の中にホクホクの栗がたっぷり入っています。その他りんごのタルトなども人気です。駅前にあるので電車の待ち時間を利用してのんびりカフェタイムを楽しむのもいいですね。